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  • FRP防水とは?メリットやデメリットについてご紹介

    2020.12.22コラム

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防水 トップコート
ベランダや屋上、陸屋根などの防水によく用いられるFRP防水。
名前は聞いたことがあるけれども具体的にどういったものか知らないという方も多いのではないでしょうか?

今回はそんなFRP防水についてメリットやデメリットをご紹介します。

FRP防水とは

FRP防水とは、繊維強化プラスチック(Fiberglass Reinforced Plastics)の略です。
ガラス繊維などの補材で強化されたプラスチックのことを指します。

白いシートのような見た目をしていることが特徴です。
耐水性に優れることから、屋外の様々な場所に用いられます。

特に、ベランダや屋上などの雨水が溜まりやすい場所に使用されることが多いです。
他にもバスタブや自動車のボディパーツ、ロケットなどの軽さと耐久性を求められるものに使用されます。

FRP防水のメリット

FRP防水のメリットについてまずは見ていきましょう。

FRP防水の最も特徴的なメリットは耐水性です。

先述した通り、バスタブやロケットなど、建造物よりもはるかに耐水性が必要な個所に用いられることが多いほど、高い耐水性を誇ります。

水を通さないことから水密性が高いといわれることもあります。

また、高い耐水性以外にも軽いというメリットがあります。
そのため、自動車の性能を上げつつ軽量化するために用いられたりします。

軽いだけでなく丈夫なこともメリットの一つです。
屋外駐車場に用いられたりします。

最後に、非常に工期が短いというメリットがあります。
およそ1~2日で工事が終わるため、スピーディーな施工が可能です。

FRP防水のデメリット

ここまでFRP防水のメリットについて見てきました。
ではFRP防水にはどんなデメリットがあるのでしょうか?

基本的に上記の通り性能が高いFRP防水は、他の防水施工と比べて費用が高いです。

また、価格が高いこと以外にも施工する場所を選ぶというデメリットがあります。
木造かつ広い面積の床には施工することができません。

そのような場所で施工すると、熱等によってすぐに床自体がひび割れてしまうからです。

FRP防水の工事費用

先ほどデメリットの一つとして、FRP防水は他と比べて高いことを上げました。

FRP防水の工事にかかる費用の相場は、一般的な広さのベランダで約10~15万円ほどです。

また、これら初期費用以外にもFRP防水には状態を維持するために定期的にトップコートと呼ばれる再塗装を行う必要があります。

こちらは5,6年おきに行う必要があるため、トータルの費用で見てみると30年間でみたメンテナンス費用は、1㎡あたり「24,300円」と、安さでは4工法中3位になります。

ちなみにベランダや陸屋根に用いられる防水工事には、FRP防水のほかに「ウレタン防水」「シート防水」「アスファルト防水」の3種類があります。

ウレタン塗料を用いた防水であるウレタン防水ですが、ウレタン塗料に関してはこちらの記事で詳しく説明しているのでご興味のある方はぜひご覧ください。

ウレタン塗料とは?水性と油性との違いなどについて徹底解説!

ウレタン塗料はFRP防水よりもまだ比較的安いです。

FRP防水を依頼する際の注意点

最後に、FRP防水を依頼する際の注意点について紹介していきます。

FRP防水は他の施工と違い費用が高いことから若干費用を上乗せして見積もりを出してくる業者も多いです。

そのため、FRP防水を施工する際は必ず相見積もりをとることにしましょう。

そうすることで、適正価格が見えてき、しっかりと施工することが可能となります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、FRP防水についてご紹介してみました。

当社でももちろん取り扱っておりますので、FRP防水を検討されている方は一度お気軽にご相談ください。

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