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  • アクリル塗料とは?メリットやデメリットについて解説!

    2020.11.03コラム

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アクリル塗料
一昔前に流行っていたアクリル塗料。
今では需要も少なくなってきましたが、それでも塗料として用いられることは多いです。

今回はそんなアクリル塗料についてメリットやデメリットについてご紹介していこうと思います。

アクリル塗料とは

そもそもアクリル塗料とはどのようなものなのでしょうか?

アクリル塗料とは、1950年代に開発された塗料の種類の一つです。

安価であり、扱いやすく、色の種類が多いことが特徴で近年まで多くの建物で使われていた代表的な塗料でした。

最近ではウレタン樹脂塗料やアクリルシリコン樹脂塗料などのアクリル塗料よりも高性能な塗料材が開発されてきたため需要が少なくなってきました。

ちなみに、ウレタン塗料についてはこちらのページで詳しく紹介しているため、ご興味がある方はどうぞ。

ウレタン塗料とは?水性と油性との違いなどについて徹底解説!

アクリル塗料のメリット

ではアクリル塗料のメリットには何があるのでしょうか?

まず一番のメリットは安価なことです。
他の塗料と比べかなり安く、普段流通している塗料の中でも最も安い部類に入ります。

色のバリュエーションが豊富なこともメリットの一つです。
長らく主要な塗料材として活用されてきたことから、各メーカーより色々な種類のアクリル塗料が販売されています。

また、扱いやすいというメリットもあります。
アクリル塗料はほとんどが1液型となっており、素人の方でも扱いやすいことが特徴です。

アクリル塗料のデメリット

ではそんなアクリル塗料のデメリットですが、どういったものがあるのでしょうか?

まず一つ目のデメリットは、紫外線に弱く劣化が早いことです。
アクリル塗料は紫外線に弱いため、時間が経つにつれて変色したり劣化してしまうというものです。

また、塗膜が硬くひび割れが起きやすいというデメリットもあります。
およそ3~5年でひび割れを起こしてしまうケースが多いです。

耐久力もそこまで高くないため、5~7年ほどごとにと頻繁に塗り替える必要があります。
そのため、イニシャルコストは低くても、ライフサイクルコストで計算すると決してコストパフォーマンスが良いとはいえなくなります。

他の塗料との比較

ちなみに前述したウレタン塗料やシリコン塗料などと比べて耐久年数や価格を比較してみましょう。

・ウレタン塗料
耐久年数は耐用年数は8年~10年程度。費用は1,800~2,200円/㎡程度です。

・シリコン塗料
耐用年数は10年~15年程度。費用は2,500~3,200円/㎡程度です。

・フッ素塗料
耐用年数は15年~20年程度。費用は3,500~4,500円/㎡程度です。

・無機塗料
耐用年数は18年~22年程度。費用は日本ペイントの「アプラウドシェラスターNEO」の場合3,560円/㎡~になっています。

代表的なアクリル塗料

では代表的なアクリル塗料のメーカーはどこがあるのでしょうか?

最も有名なもので、日本ペイントのアクリル塗料があります。
日本ペイントのアクリル塗料は、多機能タイプの水性つや有りの塗料となっています。
内装・外壁各部位に塗装可能なものですが、各種旧塗膜への付着性に優れ、改修時にはシーラーレスでの塗装も可能です。
藻やカビの発生を抑制する効果もあります。

また、エスケー化研のものも有名です。
エスケー科研のアクリル塗料は、1液タイプで混合不良がなく作業性に優れています。
緻密な塗膜表面は塵や埃を寄せ付けにくく、カビや藻類に対しても強い抵抗を示す特殊設計になっています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
アクリル塗料のメリットやでメリットについて紹介してきました。

今ではあまり使われなくなったアクリル塗料ですが、それでも安価で扱いやすいことには変わりありません。

当社では塗料に関するご相談も承っておりますので、気になられた方はぜひお問合せください。

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