皆さんはサイディング外壁というものをご存じでしょうか?
大量生産されたボードを貼り付けることで構築していく外壁のことを指します。
今回は、そんなサイディング外壁の中でも特に金属系サイディングについてメリットやデメリット、費用についてご紹介していきます。
金属サイディングの特徴と耐久性
金属系サイディングとは、金属でつくられた外壁パネルのことを指します。
サイディング外壁の中でも、窯業サイディングの次に普及している外壁材です。
ちなみに金属系サイディングの金属にはガルバリウム鋼板とよばれる素材がよくつかわれています。
アルミニウムの一種ですね。
ちなみに、サイディング外壁についてはこちらで詳しく説明しているので、サイディングってそもそも何?という方はぜひこちらよりどうぞ。
金属系サイディング材の主な種類
一口に金属系サイディングといっても、色々な種類があります。
金属系サイディングの中で主流となっているものは「ガルバリウム鋼板」や「アルミニウム合金塗装板」といったものです。
特に、先述した通りガルバリウム鋼板は最も高いシェア率を占めています。
どちらもアルミニウム製であるため、本質的な特徴は同じとなっています。
金属系サイディングのメリット
では、金属系サイディングにはいったいどのようなメリットがあるのでしょうか?
金属系サイディングの一番のメリットは、断熱材一体型のため、断熱性が高いことにあります。
他の建材では、断熱材を別途用意する必要があるものも存在するのですが、金属系サイディングではその必要はありません。
また、金属系という名前ではあるものの実は非常に軽量のため、耐震性にも優れています。
金属系サイディングのデメリット
一方金属系サイディングのデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?
まずは耐用年数の短さです。
30~40年の耐用年数を持つ窯業系サイディングに対し、金属系サイディングは20~40年とやや短めです。
次に錆びについてです。
金属系サイディングでは、傷がついてしまうと錆びにつながってしまうため細かなメンテナンスが必要となってきます。
金属系サイディングの外壁リフォーム費用相場
では最後に、金属系サイディングのリフォーム費用の相場を見ていきましょう。
建築物のサイズによって非常にムラがありますが、重ね張りの場合は120〜255万円ほど、丸々張り替えるという場合は140~270万円ほどします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、金属系サイディングについてご紹介してきました。
とても使い勝手のいい素材であるため、リフォームの際によく選ばれる建材となっています。
当社ではほかにも多数の建材を取り扱っているため、リフォームをご検討の方はぜひ一度お気軽にご相談ください。