皆さんは樹脂系サイディングというものをご存じでしょうか?
サイディング自体は聞いたことあるけど樹脂系ってどういうこと?とあまり詳しくない方も多いでしょう。
今回はそんな樹脂系サイディングについてご紹介していきます。
樹脂系サイディングの特徴とは
樹脂系サイディングとは、塩化ビニール樹脂でつくられたサイディングボードを指します。
一般的にサイディングというと、セメントと木質系成分を混合して作られた「窯業系サイディング」を指します。
窯業系サイディングは、実は国内の新築戸建て住宅の約80%で使われているという、圧倒的人気の外壁材なのです。
ちなみに、窯業系サイディングについてはこちらの記事で詳しくまとめていますのでご興味がありましたらぜひどうぞ!
樹脂系サイディングのメリット
では樹脂系サイディングのメリットとは何なのでしょうか?
一番大きなメリットは、軽くて建物への負担が少ないことです。
樹脂で作られているため、他の金属系のサイディングボードと比べて非常に軽いことが特徴です。
なんと窯業系サイディングの10分の1の重量なのです。
また、シーリングが不要というメリットもあります。
窯業系サイディングなどでは、ボード同士をつなぎ合わせる「シーリング」という作業が必要になり、実は外壁材そのものよりも頻繁にメンテナンスしなければならないケースが多いのです。
一方、樹脂系サイディングの中にはシーリングを使わないものもあるため、こういったタイプの商品を選べばシーリングのメンテナンスが不要になり、ランニングコストを削減することができます。
樹脂系サイディングのデメリット
では逆に、樹脂系サイディングのデメリットについても見ていきましょう。
なんといっても樹脂系サイディングのデメリットは費用が高いことです。
モルタル外壁から樹脂系サイディングに変更する際の費用の相場は、約30坪なら150万円〜300万円といわれています。
ランニングコストが安い分、イニシャルコストが高いというわけですね。
また、まだまだ普及率がそこまで高くないため、デザインが少ないというデメリットもあります。
樹脂系サイディングの費用と施工期間
樹脂系サイディングの費用は先述した通りおよそ約30坪なら150万円〜300万円となっています。
また、施工方法によっても変わりますが、およそ7~18日程度で施工自体は完了するケースがほとんどです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、樹脂系サイディングに絞ってご紹介させていただきました。
当社では樹脂系サイディング以外にも多数の外壁や塗装を取り扱っていますので、リフォームをご検討の方はぜひ一度ご連絡いただけますと幸いです。